Top Message

トップメッセージ

株主・投資家の皆様へ
株式会社ブロードバンドタワー
代表取締役 会長兼社長 CEO
藤原 洋

株主・投資家の皆様へ

~2018年12月期決算を終えて~ 

来年の創業20周年を控えて、グルーバル化を目指した新たな事業拡大期を迎えました。そこで、グローバル化の象徴そして12月決算への変更初年度として、6か月という短期の2018年12月期決算を終了しましたので、その概要を要約させて頂きたいと存じます。

当期における連結決算は、売上高6,296百万円(前回業績予想は6,365百万円)、営業損失601百万円(前回業績予想は550百万円の営業損失)、経常損失663百万円(前回業績予想は590百万円の経常損失)、親会社株主に帰属する当期純利益165百万円(前回業績予想は95百万円の純利益)となりました。

連結業績につきましては、ポスト・ビービーエフ後の中核事業となる新たに子会社化したジャパンケーブルキャスト株式会社(以下、JCC)の業績が全期にわたって連結決算に反映されるようになりました。また、事業ポートフォリオの入れ替え期にさしかかっており、ポスト・ビービーエフ後の新規事業である、株式会社エーアイスクエアは「QuickQA」等の拡販に注力しました。全体としては、2018年8月に開設した新データセンターへの先行投資とIoT分野における先行投資によって、営業赤字と経常赤字を計上することとなりました。総括的には、当期は、2018年6月期に続いて、2005年に創立したビービーエフへの追加の投資回収を行うことで、新大手町データセンターへの投資を継続し、AI、IoT、動画配信分野への本格的な事業ポートフォリオの入れ替えを実現したと言えます。

創業20周年を迎える直前期となる、2019年12月期におきましては、5G時代を先取りする新データセンターへの先行投資を継続すると共に、子会社化したJCCを、インターネットによる動画配信時代の到来を主導するIP(インターネット・プロトコル)動画配信プラットフォーム事業として位置付けております。さらに、第4次産業革命の中核技術となる、AIおよびサイバーセキュリティに関する成長性の高い事業に重点指向する予定で、株式会社エーアイスクエアと株式会社TSSリンクの売上拡大を図るため、新たな提携戦略を推進してまいります。これらの施策を行うことで、コンピュータプラットフォーム事業をBBTowerの本体事業とし、サイバーセキュリティ事業、IoT/AIソリューション事業およびメディアソリューション事業を子会社にて行い、迅速な意志決定と、今後随時事業セグメント毎に共同事業パートナーシップを拡大することで、さらなる業績向上に向けて尽力させて頂きますので、宜しくご支援・ご協力の程お願い申し上げます。

2019年2月12日
株式会社ブロードバンドタワー