企業の扱うデータ量が爆発的に増大し続ける中で、今日の大容量ストレージには、ほぼ無制限の拡張性、高速スループット、高可用性、そしてデータ管理の効率化が求められます。
ソフトウェア・デファインド・ストレージ「Scality RING」は、そんなビッグデータ時代の要求を確実に満足します。
Scality RINGは、ソフトウェアとハードウェアを完全に分離することによって、従来のストレージ運用に関わる制限を一掃。リング状に配置された複数の汎用IAサーバ上で動作することで、大規模な分散ストレージシステムを構築します。パフォーマンス上のボトルネックを回避するとともに、汎用サーバをクラスタに追加するだけで、容量をペタバイト~エクサバイト規模へと柔軟に拡張することができます。
RINGは、既に日本の大手通信キャリア2社をはじめとして、世界第二位の動画配信・共有サイトDailymotionや米国のケーブルテレビ最大手Comcastなど、世界中の多くのエンタープライズやサービスプロバイダによって採用されています。アクティブ・アーカイビング、コンテンツ配信、ウェブやクラウド・サービス、分散コンピューティング、グローバル規模のエンタープライズ・クラウド等の広範な運用実績によって、その信頼性は実証済です。
ハードウェアを選ばないため、異なるベンダーや複数の世代にまたがる機器が同時に使用可能となり、ハードウェアの進化も即座に取り込むことができます。安価なコモディティサーバを利用することで、大規模な環境ほどコストメリットを享受することができます。
汎用サーバをクラスタに追加するだけで、容量をペタバイトスケールへと容易に拡張することができます。
ノードの追加はオンラインで可能であるため、システム停止やデータ移行を行うことなく、新世代のサーバにリプレイス。ノードの追加によって、ディスクとともにCPUやメモリも追加されるため、スループットやレスポンスなどのパフォーマンスもさらに加速します。
複数拠点にまたがる大きなリングを構成することで、容易にディザスタリカバリ環境を構築することができます。
拠点間で均等にデータを配置するため、万が一、単一拠点が利用できない状況に陥ったとしても、データ消失の心配がありません。
オブジェクト(REST, S3)のみならず、ファイル(NFS, SMB, FUSE)、OpenStack(Swift, Cinder, Glance, Manila)へのネイティブインターフェースを実装。単一のアプリケーションだけでなく、複数のアプリケーションと連携して動作させることが可能です。
運用ツールとして、直感的なGUIを標準搭載。システム全体のストレージ使用率やハードウェア障害の有無を可視化することによって、ストレージリソースの一元管理を可能にします。