Storage Map

Datadobi StorageMAP
Dell PowerScale

Datadobi社は2010年に設立され、非構造化データ管理のグローバルリーダーカンパニーであり、
世界の主要企業や公共機関から高い信頼を得ています。

Datadobi社のソフトウェアソリューションで
非構造化データを効率的に管理

Datadobi社は、「StorageMAP」を通じて、非構造化データの管理を支援しています。StorageMAPは50以上のNAS製品で認定を受けており、多くのトップストレージベンダーに採用されています。

またDatadobi製品を使ったデータ移行サービスは、大容量データの整合性を保ちながら、効率的かつ安全に移行を実現します。複雑なストレージ環境間でのデータ移行を簡素化し、移行データの検証を通じて「どのデータが、どこに移行されたか」を明確に把握できます。
さらに、重複や不要データの整理を支援し、ストレージの効率化を図ります。多くの企業に選ばれるDatadobiは、データ移行の信頼できるパートナーとして、企業のデジタルトランスフォーメーションを力強くサポートします。
概要
一つのストレージシステムだけでなく、ファイル/オブジェクトを問わず複数のストレージシステムを跨ってデータを管理し、会社の資産であるデータに関して、リスクを排除しながらあらゆる最適化を行うことが可能となるソフトウェア。
利用方法
たったの3ステップで、ビジネスで利用するデータを全て管理化におくことが可能
一度定義したものは全て自動化され、管理の手間を極小化する
基本コンポーネント
基本的に、core x1 、Proxy x1(最小) の仮想アプライアンス構成がベース。
VMイメージは、VMware(OVA)のみで提供。rpm形式での提供もあるため、RHELにインストールして利用することも可能。

ブロードバンドタワーは、StorageMAP(Datadobi)の高度なデータ移行技術を活用し、
正確かつ安全なデータ移行サービスを提供しています。
Datadobiの強力なコピーデータ整合性担保の仕組みを利用することで、
重要なデータの移行プロセスを効率化し、企業のIT運用におけるリスクを最小限に抑えます。

コピーデータの整合性担保の仕組み

・ MD5,SHA-1,SHA-256,SHA512,XXH128 等の複数種類のハッシュチェック、コピー後のリードバック検査まで対応いたします
・ 容量,ファイル数,権限,ハッシュ値,その他メタデータ など全てを詳細レポート化し、コピー漏れを防ぎます

GUIでの簡単なデータ移行/切り替え操作

・ 従来のバックアップウィンドウの概念と同様に、コピー可能な時間を定義し、その時間枠内のみでコピー処理を行うよう自動化することができます
・ エラー時にはGUI操作で修復処理(エラーファイルのみ再実行や除外判定など)が可能です
・ 切り替え時はGUI経由でソースストレージの共有ReadOnly化 / 解除 やセッション切断、ターゲット側の共有ポイント作成が可能です
・ 切り戻し操作もGUIから選択して実行するのみです

切り替え同期時間の予測

・ ジョブごとの同期時間をレポート化し、同期にかかる最終時刻を一覧表示することで、切り替え計画の精度が向上いたします

サービス影響のコントロール

・ 全体スループット、全体iops、コピージョブ、プロキシ、など細かい単位で帯域を制限することが可能です
・ 帯域の制限も設定直後から反映され、有事の際は即時対処が可能です 

ストレージ製品に依存しないデータ移行

・ 全てのSMB , NFS ,S3 の間で、NAS to NAS / NAS to Object / Object to NAS / Object to Object のデータのコピーが可能です
・ さらにPowerScaleやNetAppなどストレージAPIに対応している場合は、ストレージの設定やQuota情報など、より詳細な情報を自動登録し利用することが可能です

よくある質問

FAQ
Q

Datadobi StorageMAPとはどのようなソリューションですか?

A

Datadobi StorageMAPは、非構造化データを単一または複数のストレージにまたがって統合管理し、リスクを抑えながら最適化を実現するソフトウェアです。ファイルおよびオブジェクトの両形式に対応し、データ分析の結果に基づいて、移行・アーカイブ・複製・削除といった処理を自動実行します。50以上のNAS製品で認定を取得しており、主要ストレージベンダーで広く採用されています。

Q

データ移行において、なぜDatadobi StorageMAPが必要とされているのですか?

A

ITインフラの更新やクラウド活用の進展によりデータ移行は避けられませんが、実際にはプロジェクトの半数以上がスケジュール遅延や予算超過に陥るほど複雑です。StorageMAPは、ハッシュ検証等によるデータ整合性の不安解消、差分制御などによる移行時間の大幅短縮、そして事前計画・設計の負荷軽減を通じて、これらの課題を抜本的に緩和します。

Q

Datadobi StorageMAPはどのような機能を提供しますか?

A

機能は「Discover(発見・分析)」「Organize(分類)」「Action(実行)」の3段階で提供されます。まずDiscoverでストレージ全体をスキャンし、データ所有者やアクセス状況、保存コスト、CO₂排出量などを分析・可視化します。次にOrganizeで分析結果をもとにビジネス優先度に沿ってデータを分類し、実行方針となるタグを付与します。最後にActionで、移行・アーカイブ・複製・削除といった処理を定義し、自動的かつ計画的に実行します。

Q

従来のデータ移行ツールやRobocopyと比較して、どのような利点がありますか?

A

StorageMAPは、複数回のハッシュチェックやリードバック検証により整合性を確実に担保し、Robocopyで起きやすいアクセス権限の不整合も回避します。さらに、容量・ファイル数・権限・ハッシュ値を含む詳細レポートでコピー漏れの有無を明確化し、進捗と品質を可視化します。差分コピーではハッシュ確認を活用することで、Robocopyで8時間かかる処理が2分で完了した事例もあり、ダウンタイムを大幅に短縮できます。実績として、100TB規模で作業工数58%、1PB規模で73%の削減を達成しています。加えて、コピー可能な時間帯を指定して自動実行できるため、業務影響を抑えながら計画的に移行を進められます。

Q

Datadobi StorageMAPはどのようなユースケースで活用できますか?

A

機器リプレースに伴う全ファイル移行では、整合性を維持しつつ旧環境から新環境へ効率的にデータを移せます。数年間アクセスのない非アクティブデータは、コスト効率の高いクラウドオブジェクトストレージへアーカイブして保存コストを最適化できます。複数システムに分散したデータの統合や不要データの削除にも有効で、ストレージの効率化に寄与します。さらに、災害対策(DR)では、あるクラウドストレージ上の全ファイルを別のクラウドストレージへ複製し、事業継続性を高められます。

Q

株式会社ブロードバンドタワーはDatadobi StorageMAPに関してどのようなサポートを提供していますか?

A

株式会社ブロードバンドタワーは販売に加え、データ移行に関する包括的な支援サービスを提供します。お客様には必要最低限の情報をご提供いただくだけで、要件定義・移行設計から実作業、本番切り替えまでの全工程を同社が主導して実施し、現場の工数と負担を最小化します。

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