Top Message

トップメッセージ

株主・投資家の皆様へ
株式会社ブロードバンドタワー
代表取締役 会長兼社長 CEO
藤原 洋

株主・投資家の皆様へ

~2015年6月期決算を終えて~ 

第二創業期に入り、私を中心とした新経営体制になって3期目を終了致しました。3期というと一つの区切りだと言えますが、当時から現在に至る既存事業の効率化と新規事業の準備の成果が問われた2015年6月期であると考えております。

その結果としての決算内容につきまして、述べさせて頂きたいと存じます。

2015年通期業績は、連結売上高31,697百万円、連結営業利益769百万円、連結経常利益758百万円、連結当期純利益58百万円となり、期初の予想値である連結売上予想値29,000百万円、連結営業利益予想値850百万円、連結経常利益予想値880百万円、連結当期純利益予想値290百万円に対して、増収となりましたが、連結営業利益と経常利益は微減、連結当期純利益は減少となりました。しかし、最終黒字を確保致しましたので、このたび、株主・投資家の皆様のご支援に対して期末配当1円(中間配当1円実施済み)の配当をさせて頂くことと致しました。ここに改めて御礼申し上げます。

さて、連結決算の増収要因は、連結子会社のBBFグループが取り組んでおりますファッションビジネスプラットフォーム事業を細分化した4つのサービス、すなわち、BBF本体が行っている(1)ファッションEコマース、(2)TVショッピング支援、(3)子会社のブランチアウトが行っている国内向けファッションホールセール、(4)中国子会社が行っている中国市場向けファッションホールセールの中で、特に、(1)と(4)の国内向けファッションEコマースと中国市場向けファッションホールセールが、予想を大きく上回る成長を果たしたことにあります。

また、連結決算の減益要因は、コンピュータプラットフォーム事業におけるBBTower本体事業と子会社Lyudiaによる決済事業のうち、本体事業はほぼ前年度並みの業績となりましたが、決済事業の先行投資により営業赤字になったこと、また投資有価証券の評価損を計上したことによるものです。

第2創業期4年目を迎えた、2016年6月期につきましては、業績面における目標達成と共に、中長期の成長を目指した、本体事業における米Scality社との提携によるデータソリューション事業の拡大、IoT事業とB2C事業の新サービスの開始、およびLyudiaによる決済事業の拡大によって、新たな成長基盤の整備を行い、さらなる業績向上に向けて尽力させて頂きますので、宜しくご支援・ご協力の程お願い申し上げます。

2015年8月 7日
株式会社ブロードバンドタワー