株式会社DGビジネステクノロジー

  • 業種

    情報・通信業

  • 課題・要望

    AWSへのインフラ構築

  • 製品・サービス

    クラウド

  • クラウド
  • 情報・通信業
  • AWS上での基盤構築、運用

大規模ECサイト事業者をメインクライアントとしてサイト構築、運用を手掛けてきたDGビジネステクノロジー。同社のパートナーとして、ECサイトのインフラ構築を15年以上にわたり担ってきたのがBBTowerだ。データセンター事業などで培ってきたネットワークの知見も生かしてAWS上での安定したインフラを構築し、大規模事業者ならではの特殊要件にも対応してきた。

ポイント
  • 〇 AWSにおけるECサイトのインフラ構築、運用をBBTowerに一任。コミュニケーションコストを削減し、自社の人的リソースをアプリケーション開発に集中
  • 〇 提案時から積極的に参画。顧客のニーズに応える提案から要件定義まで、より満足度の高いECサービスを構築
  • 〇 大規模EC事業者の特殊な要件やポリシーにも対応。データセンター事業の知見も活用

AWS上における大規模ECサイトのインフラ構築をBBTowerに一任。
上流工程から下流工程までインフラに関する領域をすべてカバー

30億円を超える大規模なECサイトのビジネスを支援

株式会社DGビジネステクノロジー
営業本部 営業部
部長
今江 圭希 氏
デジタルガレージグループの一員として、EC/デジタルビジネス支援における"ワンストップ・オールインワン"の総合ソリューション事業を展開してきたDGビジネステクノロジー。

1996年からECサイト構築パッケージである「SI Web Shopping」の開発・販売および、自社パッケージを活用したカスタマイズを事業の主軸にしてきたが、現在はEC事業規模が30億円を超えるエンタープライズ企業をメインクライアントに、レコメンドやサイト内検索を提供するCX SaaSやAIを活用したビジネス支援など、総合的なサポートも提供している。

DGビジネステクノロジーの強みについて、営業本部 営業部 部長の今江圭希氏は「決済、システム構築、マーケティング、AI/データ活用、セキュリティなどECに必要となるさまざまな要素をワンストップで提供していること」を挙げる。近年の傾向については「フロントエンドやバックエンド全体のリプレースだけではなく、複数のチャネルとの連携やバックエンドのOMS(注文管理システム)再構築といった部分最適や、小型のサービスを組み合わせて活用するマイクロサービスを目指したシステム構築、既存サービス・システムとの連携を重視したプロジェクトが増えています」と説明する。

クライアントであるEC事業者はすでにECサイトを運営しており、リプレースにおいても既存システムとの連携が必要だ。また運用やセキュリティにおけるポリシーもクライアントごとに確立されているため、それぞれに準じたシステムが求められる。大規模なECサイトとなれば、インフラ構築の難易度も高まらざるを得ない。

インフラ構築、運用をBBTowerに一任。提案段階から参画で柔軟な対応が実現

現在ECサイトはクラウド上に構築することが一般的だ。DGビジネステクノロジーでは、そのインフラ基盤としてAWSを利用してきた。その理由として今江氏は強固な安定性を挙げた。

「現在、プロジェクトのほぼ100%をAWSで運用をしていますが、この10年インフラ障害でシステム停止に陥ったことはありません。物理サーバーで構成していたころに比べて、耐障害性は格段に向上したと実感しています」(今江氏)

その要因にはAWSの信頼性が向上しているだけでなく、「構築、運用する側に、知見とノウハウが蓄積され始めた」点も大きいと今江氏は見ている。

DGビジネステクノロジーがECサイトのインフラ構築、運用を任せ続けてきたパートナーがブロードバンドタワー(以下、BBTower)だ。DGビジネステクノロジーの前身である母体企業時代から両社の付き合いは始まり、すでに15年以上に及ぶ。DGビジネステクノロジーがBBTowerにインフラを任せているのは、自社のリソースの多くをアプリケーション部分に集中させ、ECサイト構築のプロジェクトを成功させるためである。今江氏はBBTowerの役割について「AWSにとどまらず、インフラと定義される範囲はすべて任せています」と説明する。

「BBTowerにはインフラユニットを担うプロジェクトメンバーの一員として、クライアントへの提案段階から参画してもらっています。AWSはもちろんのこと、要件定義や設計、環境構築と全面的にサポートしてくれます。 また、プロジェクトを推進する上で必要となる納品物、例えばネットワーク構成図、非機能要件定義書、詳細設計に関する資料、インフラに関するスケジュールなどもすべてBBTowerに任せています」(今江氏)

このように、上流工程である提案時から下流工程である運用、導入後のフォローまでBBTowerが関わることの意義は大きいと、今江氏は語る。例えば、ECサイト構築で起こりやすい課題としてアクセスが急増するようなケースだ。そういうときには本番サイトでのアクセス数の変動を考慮して、開発途中のサイトのインフラの見直しが入る。だが、構築工程に入ってからプロジェクトに加わる事業者では、提案時の前提条件を把握していないため、途中からの見直しに対応するのが難しい。

「実際、提案時とは状況が変わってしまうことも頻繁にあります。そういうときでもBBTowerは設計を変更したり、見積もりに必要な構成を組み直したりと柔軟に対応してくれました。その上で、提案時からの議論内容をしっかりと理解しつつ、納得感のある説明をしてくれるため、お客様からの信頼に応えてくれます」(今江氏)

多種多様な経験に基づく豊富な知見で幅広い顧客ニーズに応える

ECサイトは決済機能を持つだけでなく、利用者の個人情報も保有するためセキュリティが重視される。そのため、セキュリティを重視したアプリケーション開発が行われるが、インフラにおいてもWAFやマルウェア対策などが求められる。

「BBTower以外でもAWSを扱っているベンダーであれば一般的なセキュリティレベルを担保できるでしょう。しかし大規模なエンタープライズや自治体からの案件となると、対応できない特殊な要件も存在するのです。一例としては、外部からのアクセスが認められていない基幹システムと、外部に公開されているECサイトを接続するようなケースが挙げられます。その場合、ECサイトと基幹システム間の接続のセキュリティを高める必要があります。そのほかにも、お客様が求める高いセキュリティポリシーに準じた対策を施す場合、インフラだけに留まらない、さまざまな知見も必要になります」(今江氏)

その点、BBTowerはデータセンター事業も運営し、ネットワーク全般に強いことが役立っていると今江氏は説明する。BBTowerが提供している閉域網サービス「dc.connect NeXサービス」やAWS Direct Connectを用いて、基幹システムとAWSをセキュアにつなぐことも可能だ。

「特殊な要件というものは数をこなすことが難しいので、知見やスキルの蓄積が容易ではありません。しかし、クラウド、データセンターなどさまざまなネットワークにおいて豊富な経験を持つBBTowerは的確な提案とサポートを行ってくれました」(今江氏)

クライアントの期待を超えるために、最新のテクノロジーの検証も

BBTowerとの協力関係は、「売上面でも効果が見える」と今江氏は述べる。ECサイト構築とAWSをセットで提案できるようになったことで、プロジェクトの売上が2倍から3倍に増えているのだ。その一方で、インフラに関する窓口をBBTowerにまとめられたことで、コミュニケーションコストや営業コストの削減にも寄与している。

現在DGビジネステクノロジーではさらなるビジネスの発展を見据えて、「EC支援の老舗」から脱却し、より広範で高度なニーズに応える「総合コマース/デジタルビジネス支援企業」としての事業拡大を目指している。

「ECサイト構築、つまりマーケティングの領域から、さらに大きく、総合的な事業全体を提案していくことを目指しています。これまで以上にお客様のビジネスに伴走するパートナーとして、存在感を強めていきたいと考えています」(今江氏)

その取り組みを推進するためには、クライアントの事業全体に関わるシステム構築に集中できる体制づくりが必要となる。インフラ構築を一任できるBBTowerへの期待は大きい。

「AWSの新しいテクノロジーや技術を使って、未来予想図がどのように書き換わっていくのか。そうした点を徹底的に検証しなければ、お客様の期待を超えられない時代が来るでしょう。今後の新しいテクノロジーの在り方を踏まえて、BBTowerとともにお客様のEC事業に貢献していきたいと考えています」(今江氏)
企業名
株式会社DGビジネステクノロジー
https://www.dgbt.jp/
設立
2010年1月21日(経営統合日:2025年4月1日)
所在地
東京都渋谷区恵比寿南3-5-7 デジタルゲートビル11階
事業内容

〇 事業・マーケティングをはじめとした戦略及びビジネスプロセスコンサルティング
〇 ECサイト及び関連システムの企画・設計・開発・構築・運用・保守
〇 デジタルマーケティングやクリエイティブ制作の企画・実行支援及びツール提供
〇 フィンテック及びセキュリティソリューションの提供・コンサルティング
〇 これらに係る先端技術の研究開発