さくらインターネット株式会社 (本社:大阪市北区、代表取締役社長:田中 邦裕) 、テクノプロ・ホールディングス株式会社 (本社:東京都港区、代表取締役社長兼CEO:八木 毅之) 、株式会社デジタルツインズ (本社:静岡県裾野市、代表取締役社長:辻 公壽) 、株式会社ブロードバンドタワー (本社:東京都千代田区、代表取締役会長兼社長CEO:藤原 洋) 、静岡県駿東郡長泉町 (町長:池田 修) が参画する、「スーパーテレワーク・コンソーシアム」が、先般4月1日に一般財団法人インターネット協会内の組織である「IoT/AI時代におけるオープンイノベーション推進協議会(OIC)」傘下に正式に発足したことをお知らせいたします。
本コンソーシアムは、実社会システムを物理的な制約を受けないサイバー空間上に置き換えることを目的としています。本コンソーシアムにおいてフォーカスする主な分野は、産業 (主に製造業) /教育/行政/金融で、その他の分野にも射程を置いています。
新型コロナウイルス感染症の拡大を機に、オフィスに大人数が集合する働き方から、自宅や地方拠点で分散し、非対面での働き方へとワーキングスタイルが変化しました。本コンソーシアムでは、新しいワーキングスタイルにおける物理的な労働環境の整備とクラウド上に構築した複数企業が利用可能な仮想社会システム「スーパーテレワーク・プラットフォーム」を定義し、企業間での共創・協働を前提とした、新たな働き方の確立を目指します。
本コンソーシアムの設立にあたっては、初期メンバーである表記の5者 (4事業者、1自治体) が2020年に設立に向けた基本合意を行い、1年間の準備期間を通じて調査と議論を続けてまいりました。その上で準備期間中に下記の3つの成果を得ることができたため、このたび正式なコンソーシアムとしての発足に至りました。
調査/検討事項 | 成果 |
---|---|
コンソーシアム内での議論の確立 | スーパーテレワーク・プラットフォーム定義/策定 |
コンソーシアムの必要性・有効性の検証 | 定義に則した初期メンバーの連携/実証/検討 |
コンソーシアムへの賛同 | コンソーシアム理念に賛同する企業の参画 |
(2) 「スーパーテレワーク・プラットフォーム」の検討・開発に着手。 ― さくらインターネット、ブロードバンドタワー、デジタルツインズ
複数のデータセンターが大きな一つの仮想データセンターのように機能する「データセンター連携プラットフォーム」と、複数のプラットフォームが存在する「連携協業プラットフォーム」の2種類について検討を進めており、一部は開発フェーズに進んでおります。
(3) サテライトオフィスの補助金を整備 ― 長泉町
都市部から地方への人の流れを促進するため、地方自治体として町内にサテライトオフィスなどを設置し業務を行う企業に対して、家賃や改修費、通信費などの補助を行います。
補助金の詳細ウェブサイト
http://www.town.nagaizumi.lg.jp/industry_tourism/co_support/7653.html
今後は、策定されたシステムアーキテクチャを基に課題解決や各分野におけるシステム構成、またすでに存在する他サービスとの連携の議論を進め、セキュリティー企業やテレワークに関するサービス提供企業などの参加を呼びかけるとともに、多くのユーザー企業の参画を得ながら、本プロジェクトを推進してまいります。
■ 組織名: 「スーパーテレワーク・コンソーシアム」
※一般財団法人インターネット協会 内
「IoT/AI時代におけるオープンイノベーション推進協議会(OIC)」下部組織
■ 運営組織:
運営委員長: | 日本大学 客員教授 本山 惠一 |
運営委員: | 株式会社デジタルツインズ 代表取締役社長 辻 公壽 さくらインターネット株式会社 営業部 山口 立 株式会社ブロードバンドタワー 技術本部 テクニカルセールスグループ 深澤 斉之 株式会社テクノプロ テクノプロ・デザイン社 モビリティ統括部長 小久保 京介 長泉町役場 企画財政課 課長 浅倉 充 長泉町役場 企画財政課 副主幹 長澤 圭祐 |
IoT/AI時代におけるオープンイノベーション推進協議会 (OIC) にご入会後、本コンソーシアムにご参加いただくことができます。詳しくはホームページでご確認ください。
URL: https://www.iajapan.org/iot/oic/about.html
「スーパーテレワーク・コンソーシアム」 事務局
E-mail: info-wg@stc.iajapan.org
※記載されている会社名および商品名は、それぞれ各社の商標および登録商標です。