株式会社ブロードバンドタワー(本社:東京都千代田区、代表取締役会長兼社長CEO:藤原 洋、以下「ブロードバンドタワー」 又は「当社」 コード番号:3776 ジャスダック)は、このたび国立大学法人東京大学生産技術研究所 IoT特別研究会 (代表幹事:野城 智也教授、以下「IoT特別研究会」)に参画し、IoT(Internet of Things:モノのインターネット)にデータ集積と解析に関する実証実験を進めるため「Scality RING」を活用いたします。
インターネットはコンピュータを操作する人間のネットワークの時代を超えて、コンピュータを組み込んだ機器(モノ)がインターネットに相互接続し、データのやり取りをするIoTの時代へと急速に移行しつつあります。今後のIoT時代に向け、当社はIoTビジネスの創出を目的に、データ集積や解析などの実証実験をIoT特別研究会と共同で実施することとなりました。
当該実証実験では、東京大学駒場Ⅱキャンパスにあるスマートハウス「COMMAハウス」の室内外に設置されたセンサーデータ(温度、湿度などを含む東京大学の研究用設備の動作状況)を、当社のデータセンターに設置されたペタバイト規模の拡張性を持つSDS(Software Defined Storage)機器である「Scality RING」に集積し、解析を行います。また、その蓄積された膨大なデータからの「知見」を抽出し、新しいビジネスを創出していきます。
従来では取得できなかった様々なデータがネットワーク化された大量の機器によって、人を介在させることなく収集されるため、集約されるデータの量は膨大なものとなります。IoTデータを蓄積するストレージには、ペタバイト規模の容量と柔軟性の高いソリューションが求められます。
「Scality RING」は汎用的なコモディティサーバで動作するため、ペタバイト規模の容量を蓄積できるだけでなく、パフォーマンス部分の拡張も容易に行えます。これにより、大規模な環境になればなるほどコストメリットを享受することができます。また、ビッグデータ処理のアプリケーションと高度に連携し、データの蓄積と処理を同じ場所で実行することができます。IoTデータに要求される「容量」「パフォーマンス」「使いやすさ」「拡張性」を満たすソリューションとして、「Scality RING」を当該実証実験に活用いたします。
また、当該実証実験では、ビジネスへ活用することを前提に、膨大なデータを蓄積・解析し、また、あらゆる産業分野の情報がオープンに相互接続できる、共通のプラットフォームとして研究していきます。
以 上
会社名 | 株式会社ブロードバンドタワー |
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所在地 | 〒100-0011 東京都千代田区内幸町一丁目3番2号 内幸町東急ビル |
代表者 | 代表取締役会長兼社長CEO 藤原 洋 |
設立 | 2000年(平成12年)2月9日 |
URL | http://www.bbtower.co.jp/ |
ブロードバンドタワーは、高度な運用技術と信頼性の高いハウジングサービス、インターネット接続サービス、およびクラウドサービスを提供しております。アクセスの良い都心にインターネットデータセンターをはじめとしたネットワークインフラストラクチャー資産を有し、インターネットサービス提供企業をはじめとした、多数の企業から高い信頼を得ております。またEMC社のEMCアイシロン スケールアウトNASやScality社のペタバイト規模の拡張性をもつSoftware Defined Storage「Scality RING」等のビッグデータ対応ソリューションを提供しております。
※記載されている会社名及び商品名は、それぞれ各社の商標および登録商標であります。
株式会社ブロードバンドタワー マーケティング統括グループ 對馬 一衛
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