セキュアの画像解析型映像監視システム、ブロードバンドタワーのクラウド上で開発

　株式会社ブロードバンドタワー（本社：東京都千代田区、代表取締役会長兼社長CEO：藤原 洋、以下「ブロードバンドタワー」 コード番号：3776 ジャスダック）と株式会社セキュア（本社：東京都新宿区、代表取締役：谷口　辰成、以下「セキュア」）は、昨年（平成26年）12月24日に資本・業務提携を締結し、セキュアの監視用ネットワークカメラシステムをブロードバンドタワーのクラウド環境で動作する開発を進めてまいりましたが、このたび、セキュアの画像解析型映像監視システム「セキュアアナリティクス」がブロードバンドタワーのクラウドで開発され、サービスの提供を開始いたしました。

　「セキュアアナリティクス」は、防犯カメラで撮影された映像から人の動線や特徴、年齢・性別などの情報を分析・解析し、それらのデータを提供するクラウド型のサービスで、主にマーケティング用途としての利用シーンが挙げられ、人数カウントサービス、性別年齢解析サービス、マーケティング指標を整理して提示する「ダッシュボード」などのサービスを提供しています。従来のマーケティングにおいては、購入者の単価分析が重要な分析ツールとして活用されてきましたが、大量消費の売り手市場から買い手市場である昨今、売上向上のための経営指数として、入店者の総人数分析、購入率・非購入率の分析、購入者・非購入者の性別年代分析など、従来のシステムでは追えない数字を「見える化」することにより、経営判断の重要な分析ツールとして活用されることが期待されております。
　「セキュアアナリティクス」より収集されたビッグデータの解析には、ブロードバンドタワーのクラウド基盤を利用することで、より高速な処理が可能となりました。セキュアは、ブロードバンドタワーのクラウド基盤を利用した　「セキュアアナリティクス」を含む画像解析サービスを今後3年間で10億円の売上げを見込んでおります。

　今後、セキュリティデバイスはネットワーク対応型が主流となり、監視カメラやセンサー、電気錠などあらゆるデバイスのIoT化が加速しています。セキュアは、ブロードバンドタワーのクラウドコンピューティングとビッグデータ運用により、今後は都市空間の設計や地域産業の振興と地域防災上の向上に貢献する最適なツールとして提供してまいります。

以　上

ブロードバンドタワーについて

　ブロードバンドタワーは、高度な運用技術と信頼性の高いハウジングサービス、インターネット接続サービス、およびクラウドサービスを提供しております。アクセスの良い都心にインターネットデータセンターをはじめとしたネットワークインフラストラクチャー資産を有し、インターネットサービス提供企業をはじめとした、多数の企業から高い信頼を得ています。またEMC社のEMCアイシロンスケールアウトNAS等のビッグデータ対応ソリューションを提供しております。

報道関係お問い合わせ先

株式会社ブロードバンドタワー　マーケティング統括グループ　對馬　一衛
電話：03-5202-4810　　FAX: 03-5510-3431
E-mail: pr-ir@bbtower.co.jp
http://www.bbtower.co.jp/

株式会社セキュア　経営企画室　谷口　才成
電話：03-6911-0660　　FAX: 03-6911-0664
E-mail: secure-ir@secureinc.co.jp
http://www.secureinc.co.jp/