株式会社ブロードバンドタワー(東京都港区、代表取締役執行役員社長:大和 敏彦、以下ブロードバンドタワー)は、2011年1月下旬より、次世代ユニファイドストレージアプライアンス「DNシリーズ」の提供を開始いたします。
DNシリーズは、Open Solaris由来の先進のファイルシステム「ZFS」をベースとするNexenta社のエンタープライズ向けストレージOS「NexentaStor」を採用したストレージアプライアンスです。 このDNシリーズは、NFS、CIFSに加え、iSCSIなど多様なプロトコルをサポートするユニファイドストレージであり、最適化されたキャッシュ処理で最高のトランザクション性能と最大のストリームスループットを実現します。 今回販売を開始するDNシリーズの第一弾製品「DN1600」は、低価格で導入しやすい16テラバイトのローエンドモデルです。 ローエンドとしては豊富な運用管理機能を標準装備させており、優れたコストパフォーマンスでお客様のコスト削減を実現します。
DN1600についての概要と特長は下記の通りです。
項目 | 内容 | 価格(税別) |
---|---|---|
DN1600 1年間保守付 | ストレージアプライアンス (16TB SATAディスク、NexentaStorライセンス込) 1年保証 保守費用(後出しセンドバック) |
2,500,000円 |
DN1600 3年間保守付 | ストレージアプライアンス (16TB SATAディスク、NexentaStorライセンス込) 3年保証 保守費用(先出しセンドバック) |
2,900,000円 |
なお、販売目標台数は今後1年間で、150台を想定しております。
ブロードバンドタワーは、このDNシリーズの投入により、エンタープライズリッチなIsilonスケールアウトNASと、ローエンドのユニファイドストレージを提供することとなり、NAS市場における幅広いストレージニーズに対応することが可能となっただけでなく、ブロードバンドタワーが従来提供しているハウジングサービス、マネージドサービスによるホスティングやFlex-CloudブランドのIaaS/PaaSなどのクラウド基盤サービスに加え、さらに今後はクラウドストレージサービスまでサービスラインアップを拡充することができます。これにより、ブロードバンドタワーは、製品ソリューションから、多様なクラウドソリューションまでをワンストップで提供できるデータセンター事業者として、お客様のITシステムに関する様々なご要望にお応えすることが可能となりました。
Nexenta Systems, Incは、株式会社ブロードバンドタワーのDNシリーズ ユニファイドストレージソリューションの提供において、重要な役割を担うことができ、光栄に存じます。ブロードバンドタワーは、ネットワーク・ストレージソリューションに豊富な実績を持つ日本のリーディングカンパニーであり、既にブロードバンドタワーと当社は、両社の共同開発ソリューションに対する市場からの強いニーズを把握しています。両社は今後も共同で、クラウドおよびエンタープライズのお客様に対し、競合優位性のある価格と最先端の性能、および両社の持つ強みを提供し、市場での地位を確立してまいります。
※DN1600の仕様および標準機能については、PDF資料をご参照ください