株主・投資家の皆様へ

2020年2月 7日

2019年12月期通期決算に寄せて

株主・投資家の皆様へ

~2019年12月期決算を終えて~ 

新大手町データセンターの本格的運用が始まり、事業拡大期を迎えるための準備の決算期が終了しました。   ここに、2019年12月期の通期決算を終了しましたので、その概要を要約させて頂きたいと存じます。

当決算期(2019年1月から12月)における連結決算は、売上高14,660百万円(対予想比460百万円増)、営業損失303百万円(同276百万円増)、経常損失352百万円(同287百万円増)、親会社株主に帰属する当期期純損失912百万円(同132百万円減)となりました。

連結業績につきましては、ブロードバンドタワー本体が中心として展開するコンピュータプラットフォーム事業セグメントにおいて、データセンターサービスをはじめ各サービスが堅調に推移しました。メディアソリューション事業セグメントの中核事業を担うジャパンケーブルキャスト(JCC)とその子会社の沖縄ケーブルネットワーク(OCN)(以下、2社あわせて、JCCグループ)、および新たに株式交換で完全子会社化した当社グループのコンピュータプラットフォーム事業セグメントの新分野であるサイバーセキュリティ事業を担うティエスエスリンクの業績も継続して堅調に推移しました。また、IoT/AIソリューション事業セグメントの中核企業であるエーアイスクエアも、売り上げ増加に貢献し、自然言語処理にフォーカスしたAI分野において着実な事業基盤を整備することができました。

全体としましては、2019年12月期通期は、2019年9月に完了させた新データセンター第2期工事への先行投資はありましたが、営業損益と経常損益については、JCCが予想よりも増益となり、連結営業損益、連結経常損益は増益となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、既存データセンター設備等の減損、投資有価証券評価損、繰延税金資産の取り崩し等により予想よりも減益となりました。総括的には、新大手町データセンターへの投資を終了し、本格的な事業拡大期となる2020年12月期へ向けての準備ができました。

具体的には、成長基調にある「QuickQA」(AIによる自動応答エンジン)、「QuickSummary」(AIによる自動要約エンジン)という2つのサービスでRPA(Robotic Process Automation)を担うソフトウェアプラットフォームを提供するエーアイスクエアを核とするAI事業の拡大に注力致します。また、独自開発の情報漏洩対策技術とデータバックアップ技術を有するティエスエスリンクを核とするサイバーセキュリティ事業の拡大に注力致します。そしてこれらの成長エンジンと、情報発信インフラを担うブロードバンドタワー本体と情報配信インフラを担うJCCとの相乗効果を生み出す予定であります。その到達点として、2020年12月期の黒字復帰を目指して、グループの総力を挙げてさらなる業績向上に向けて尽力させて頂きますので、宜しくご支援・ご協力の程お願い申し上げます。

2020年2月7日
代表取締役 会長兼社長 CEO 藤原 洋

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