稼働中データセンターにおける
温熱環境改善と消費電力削減

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2011年2月 1日

株式会社ブロードバンドタワーは、稼働中の既存データセンター設備においてAdaptivCOOL™を活用した空調改善により使用電力量の約8.8%を削減いたしました。

現在、東日本大震災の影響による電力不足から、各企業、家庭においての節電が行われており、今夏の電力需要ピークに向け、政府において、電力大口需要家に対する電力使用制限や削減目標も検討されています。 また、5月9日、中部電力も浜岡原発の運転停止を決定しました。 この影響から、今後の電力供給は依然厳しいものとなり、各企業には、より一層の節電対策が求められることは明らかです。

ブロードバンドタワーでは、震災以前より省エネおよび環境負荷低減の取組みをおこない、運用ノウハウを蓄積してまいりました。 これまでの実績として、2010年2月にも約200㎡の独立サーバールームで約20%の空調電力削減を実現しております。

ホワイトペーパーの内容

今回は、株式会社山武の協力を得て、同社の空調効率化ソリューションAdaptivCOOL™を利用し、2010年2月の電力削減時よりも広いサーバールーム(広さ:1200㎡)において空調効率改善を行いました。

今回の空調電力削減も前回同様、稼働中データセンター内において行われたもので、提供しているサービスに影響がでないよう、AdaptivCOOL™の基本パフォーマンスと当社データセンター環境確認を行ったうえ、事前のシミュレーションを入念に行いました。 また、AdaptivCOOL™導入調整時において実際に空調機を停止させる際には、温度データを確認しながら、停止作業を3段階(3日)に分けて慎重に行いました。 結果として、提供するデータセンターサービスの品質に影響なく、稼働中空調機の一部運転停止を実現した結果、空調機消費電力の約8.8%削減を実現いたしました。この結果、現在検討中の電力利用効率化施策の一環として大きな効果が出せることを確認いたしました。

空調電力削減プロジェクト概要

1.プロジェクト開始時期 2008年10月より検討開始。2010年3月よりAdaptivCOOL™試験導入開始
2.対象区域 首都圏データセンター内独立サーバールーム 1200㎡
3.削減方法 AdaptivCOOL™を利用したエアフロー改善
4.予測効果 約8.3%の空調電力削減
5.削減結果 約8.8%の空調電力削減 (停止空調機台数:8台)

(詳細は、ホワイトペーパーをご覧ください)

当社が導入したAdaptivCOOL™のソリューション

AdaptivCOOL™は複数のソリューションから成り立っており、今回はCFDシミュレーション、HotSpotr™、監視ツールの3つのソリューションを導入しました。エアフローに影響を及ぼす全ての物理的な情報をCFDシミュレーションに投入し、現場の温熱環境を再現しており、ここで求めた最適な温熱環境をHotSpotr™で実現しました。これにより、稼働中のサーバールームの機能を停止することなく、確実な省エネルギー効果を生み出すことが出来ました。また監視ツールを用いてサーバールームの温熱状況及びHotSpotr™の状態をリアルタイムに確認することで、安全運用を実現しました。 ※ AdaptivCOOL™ ならびにHotSpotr™は、Degree Controls社の商標です。

ブロードバンドタワーは、今後も、省エネと環境負荷低減に向け一層の努力と検討を行い、更なる改善策を実施していくことで、社会に貢献してまいります。

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